どうも、たけしです。
今回は楽天グループ(株)の将来性と投資のポイントを初心者向けに徹底解説します。
楽天グループは楽天市場や楽天カード、楽天証券など多彩なサービスを展開する日本のIT大手で、最近は楽天モバイルにも注力しています。
楽天株は1株約780円(2025年7月現在)で100株単位なので、7~8万円程度で投資可能。比較的少額で始められるため、「いつか買おうかな?」と思っている人も多いはず。
ホントは内緒にしておきたかったけど、いつも応援してくれる皆さんにはしっかり稼いでほしいから、この楽天株の魅力と注意点を特別に教えちゃいますね!
楽天株の将来性
楽天グループの業績は回復基調にあり、直近の決算では全セグメント増収を達成しています。
2025年第1四半期決算では売上収益が前年同期比9.6%増の5,627億円となり、楽天カードや楽天銀行など金融系サービス(フィンテック事業)が好調に推移しています。
また、楽天モバイルも契約回線数が拡大し(2025年Q1末で8.63百万回線)、売上増加と設備投資に伴う損失縮小が進んでいます。実際、楽天モバイル単体では2025年第1四半期にEBITDAベースで四半期黒字化を達成し、通期での黒字化に期待が高まっています。
このように、楽天は国内EC・フィンテック事業の安定成長に加え、海外展開や環境・DX(デジタル変革)への投資も進めており、成功すれば中長期的に株価を押し上げる追い風となりそうです。
楽天株の安定性
一方で、楽天グループは拡大戦略に伴うリスクも抱えています。直近では2023年12月期に売上高27,135億円を記録しつつも、純損失は3,395億円に達しました。
このように赤字経営が続いており、財務面のリスクは無視できません。実際、2025年時点の自己資本比率は約3.5%と非常に低く、多額の借入金に頼っている状態です。
さらに、楽天市場や楽天カード事業はAmazonやYahoo!(PayPayモール)との競争が激化しており、利益率の低下が課題となっています。
こうした財務体質と競争環境を考えると、為替や金利変動、消費動向など外部要因で業績が大きく揺れ動くリスクも高いと言えます。
配当金・株主優待
楽天株の配当政策は慎重で、2023年度・2024年度は1株あたり0円(無配)となっています。
かつては4~4.5円の配当がありましたが、現在は利益回復を優先しており、当面インカム収入は期待できません。一方、楽天株主にはユニークな株主優待があります。
現行の制度では、12月末時点で楽天株を100株以上保有している株主に対し、楽天モバイルの音声+データ(30GB/月)プランを1年間無料で利用できる特典が提供されています。
通常月額数千円かかるプランが無料になるため、楽天のサービスをよく使う投資家にとっては大きなメリットです。
このように現状は配当こそないものの、楽天のサービスがお得に使えるという形で株主還元が行われています。
メリット・デメリット
楽天株のメリットとしてまず挙げられるのは、安定したフィンテック部門による収益基盤です。
楽天カードや楽天銀行を含むフィンテックセグメントは引き続き好調で、グループ全体の利益を下支えしています。また株主優待で楽天モバイルが1年間無料になるなど、優待内容は非常に魅力的です。
さらに株価は1株約780円(2025年7月現在)と低位にあり、100株単位で7~8万円程度から投資できるため、初心者でも始めやすい点もメリットです。
一方デメリットは、楽天モバイルへの巨額投資による経営圧迫です。携帯事業の黒字化には時間がかかっており、これまでの赤字が財務負担を大きくしています。
また配当が現在は出ていないため、インカムゲインを目的とする投資には向きません。加えて楽天市場やカード事業など主要部門で競争が激化しているため、予想以上に業績が悪化するリスクもあります。このようにメリット・デメリットを天秤にかけて判断することが重要です。
初心者向けの投資ポイント
楽天株で損をしないために、以下の点を参考にしてみてください。
- 分散投資を意識する: 楽天株は将来性がある一方でリスクも大きい銘柄です。他の業種や複数銘柄と組み合わせてポートフォリオを構築し、1銘柄に偏りすぎないようにしましょう。
- 長期保有の視点を持つ: 楽天は中長期での業績回復を目指している企業です。株価は低迷期から回復途上にあるため、短期の上下に一喜一憂せず、じっくり保有して会社の成長を待つ姿勢が有効です。たとえば今後の決算で営業利益の改善や新サービスの進展が見られれば、株価上昇につながる可能性があります。
- 情報収集を欠かさない: 楽天モバイルのユーザー数や楽天市場の取扱高、楽天証券の口座数など、各事業の動向は株価材料になります。決算発表や新サービス開始、競合他社の動きなど、関連ニュースはこまめにチェックしておきましょう。
- NISAなど税制メリットの活用: 楽天株は中長期投資に向いた銘柄で、新NISAの対象にもなります。NISA口座で購入すれば、将来配当や譲渡益が非課税になり、税負担を軽減できます。優待目的であれば配当非課税の恩恵を受けつつ運用できるので、うまく活用すると良いでしょう。
まとめ
楽天株は、成長期待とリスクが両立する銘柄です。
フィンテック事業やEC事業の安定収益、株主優待のメリットは大きいものの、携帯投資による赤字や競争環境の厳しさには注意が必要です。
投資初心者は少額から始めてNISAを活用しつつ、長期視点でじっくり運用するのがポイントです。また、楽天証券の口座を開設して公式YouTubeやLINEで最新情報をフォローすれば、お得なキャンペーン情報も手に入ります。
上記の情報を参考に、焦らず・着実に楽天株投資に取り組んでみてください!
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